最近、書店などで聞くだけで自律神経が整うCDブックなど自律神経に関する本をよく見かけます。
自律神経の乱れにより、様々な不定愁訴や原因不明の痛みなどを引き起こすことがあります。
そして、自律神経が乱れると、不妊の原因になることも。
今回は、そんな自律神経と不妊の関係についてまとめてみます。
人間の体には、大まかにわけると2つの末梢神経が張り巡らされています。
1つは自覚的に感じたり、動かしたりできる「体性神経」と、もう1つは自分の意思とは関係なく働く「自律神経」の2つの神経が張り巡らされています。
例えば、暑い、寒い、痛いなど外部からの刺激が脳に伝わり、脳が全身の機能に伝えるのが「体性神経」の役割りです。
一方、自律神経は、心臓をドキドキと動かしたり、血圧をコントロールして体温を調節したり、食べたものを消化したり等、生命を維持するのに必要な機能をコントロールします。
さらに、自律神経は、交感神経と副交感神経の2つから構成されています。
交感神経は、体を活発に動かす神経で主に、日中に活発に働きます。
交感神経によって、心臓の鼓動が早くなったり、血圧が上昇、筋肉の収縮が激しくなり、素早く動けるモードにスイッチが切り替わります。
また、ストレスで体がガチガチになっている時も、交感神経が活動的となっています。
一方、副交感神経は、体をリラックスさせ休息モードへといざなう働きがあります。
日中活発に動かした筋肉のコリをほぐし、全身の力が抜けた状態となります。
その時、血管が広がり、血液によって全身に栄養や酸素が行き渡るので、疲労を回復したり、筋肉の修復などが行なわれます。
この2つの神経が正常にかつ、バランスよく機能することで、私たちの健康が維持されています。
自律神経のバランスが乱れてしまうと、どうなるか?
例えば、体を活発に動かす交感神経が常に優位な状態になると、身体は長時間緊張でガチガチになり、リラックスする事ができません。
その結果、不眠症や疲労の蓄積、ストレスの蓄積や肩こり、頭痛、めまいといった不調が発生。
逆に体をリラックスさせる副交感神経が常に優位の状態になると、活動する場所でふんばりが効かず、仕事中に眠気が襲ったり、集中力や記憶力の低下で仕事で大きなミスをする事があります。
またやる気の低下、活力の低下、男性の場合ED障害といった深刻な状態に陥るケースも。
そして自律神経は、女性ホルモンの分泌にも深く関わっています。そのバランスが乱れると、当然ホルモンバランスも乱れやすくなります。
ご存知のように女性ホルモンは、卵巣や子宮の機能に深く関わっていることから、月経周期の不安定、無排卵、着床のトラブルなど不妊の原因になります。
その他にも、自律神経が乱れることで、身体の不調だけではなく、精神的な面にも悪い影響が及びます。
イライラや不安、気分の落ち込み
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精力減退、妊娠力の低下
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結果として、不妊のリスクに繋がります。
そこで、注目されているのが整体による不妊の改善です。
自律神経の状態は、骨や筋肉の状態を見る事で、正常化どうかの判断ができる、と言われています。
その理由は、筋肉がガチガチに凝り固まることで、血行不良が発生し、身体の隅々に栄養や酸素を届けることはできません。
その結果、各機能の正常な働きを奪ってしまい、当然自律神経の乱れも起こります。
また、背骨や骨盤が歪んでいると自律神経を圧迫し、正常な機能を失います。
ちなみに、左の骨盤は交感神経、右の骨盤は副交感神経と深く関わりっています。
整体では、体に直接触れて、筋肉や骨の状態を細かくみることができます。
さらに、丁寧に筋肉をほぐし、ソフト整体で、歪みを矯正できるため、施術を重ねることで、自律神経の正常な機能を取り戻すことが可能です。
不妊治療を長く続けているけど、良い結果が得られない、原因不明の体調不良に悩んでいる、身体の緊張がほぐれず、リラックスできない、日中に強い眠気を感じる、夜眠れない、などの症状を抱えている方は、是非、整体で不妊を改善してみませんか。
万が一自律神経の乱れをそのまま放置すると、不妊だけでなく、加齢とともに原因不明の体調不良が数多く出現し、場合によっては寝たりきりの状態になることもあります。
1日でも早く、健康で丈夫な体を取り戻し、妊娠力を高めるためにもまずは、整体による自律神経の乱えを整える施術を受けてみてください。
当店はカラダのゆがみや自律神経を調整している我孫子市唯一のセロトニン調律師として活動しております。
多くの妊活されているお客様にもご利用いただいおりますのでお気軽にご相談ください。