【子宮筋腫の症状や原因】
子宮筋腫とは女性の5人に1人がなるという病気であり、一般的な疾患といえます。
子宮に出来る良性の腫瘍であり、主に30～40代に多い病気です。
悪性になることは稀ですが、過多月経や月経困難症、不妊症など様々な症状を発してしまいます。
特に不妊症になると妊娠できないので、子供が欲しい人には致命的な病気といえます。
子宮筋腫になる原因は、不明と言われています。
女性ホルモンのいっしぃのエストロゲンの影響があると言われており、女性ホルモンの分泌が活発となってしまう30～40代に多いようです。
しかし、近年は性成熟の低年齢化により、若い女性でも子宮筋腫になってしまうことがあります。
食事や生活環境の変化により初経年齢が早くなってきているため、子宮に禁酒ができやすい環境が早い時期に出来てしまうことが影響しているようです。
子宮筋腫は、基本的に無症状なことが多い病気です。
しかし、無症状ながら筋腫が大きくなってきはじめてしまうことで、腹痛や頻尿などの症状や出てきます。
子宮筋腫の症状で最も多いのが月経の変化であり、月経の量が多かったり月経痛が重い場合は、子宮筋腫を疑うべきといえます。
月経に変化があったら、1度専門医に診てもらうべきといえます。
【子宮筋腫の治療方法】
子宮筋腫の診察は、触診で行います。
症状によって、超音波検査やMRI、子宮鏡などで細かい検査をします。
治療方法は、以下のような方法があります。
・薬物療法
偽閉経療法の流れをうながす投薬方法で、筋腫の縮小を期待する方法です。
・手術療法
部分的に手術をしたり子宮の全部を取り除く方法です。
子宮筋腫は、鍼灸治療もとても効果的と言われています。
鍼灸治療は血液の循環を良くするだけではなく、筋腫の熱に対して作用して滞ってしまった血の元から動かすことができます。
血流を良くしたり子宮に効果を発する部分に鍼治療を行うので、子宮に直接鍼治療を行う訳ではありません。
鍼は極細のものを使うので、痛くありません。
はじめての方でも快適に受けることができますので、気になりませんよ。
鍼治療なので即効性はありませんが、改善したという声が多く挙がっています。
薬物療法と併用して受けて、症状改善へとみちびくと良いでしょう。
また、子宮筋腫の際の養生方法は、できるだけ体を冷やさないことです。
特に下腹部を冷やすことが厳禁であり、冷やしたり締め付けることは避けるようにしましょう。
食事も体を温める物を中心に摂取するようにし、根菜類などの体を温める作用のある食べ物がオススメとなります。
乳製品や油分の多いもの、甘いものは免疫力の低下になるので、控えるようにしましょう。
子宮筋腫は良性の腫瘍ですが、痛みや辛さが出る病気なので、大変な病気です。
治療をして治癒することは可能なので、積極的に治療を受けて改善へとみちびくようにしましょう。
少しでもおかしいと思ったら、すぐに婦人科医に相談をしましょう。