【呑気症候群の症状と原因】
喉からお腹にかけて不快感がある場合、余計に空気を体内に詰め込んでいることはないですか。
この様な場合、病院で診察を受けても問題ないと言われることが大半です。
しっかりと症状が出ているのにおかしい…
そんな症状は、呑気症候群の可能性がありますよ。
呑気症候群というのは、頻繁に空気を飲み込んでしまう症状です。
例えば、食べ物を食べる時に自然と空気も一緒に入ってしまうものですが、その空気の量が多すぎたり頻繁に空気を飲み込む癖がある人を、呑気症候群といいます。
いわゆる、体内に空気が多すぎることで、起きてしまう症状なのです。
空気が異常に溜まってしまうことで、以下のような症状を引き起こしてしまいます。
・胃もたれが常にする
・ゲップが頻繁に出る
・オナラが頻繁に出る
・お腹の中で空気が動きゴロゴロという
・お腹の中の空気移動によりお腹が痛くなる
・常にお腹が張っていて締め付けられているような感じがする
・少ししか食べていないのにお腹がいっぱいになる
・少し食べただけで吐き気を伴って食欲がなくなる
・常に息苦しい
この様な様々な不快な症状は、呑気症候群の典型的な症状です。
また、重症化してしまうと、以下のような病気を併発してしまうこともあります。
・肩こり
・頭痛
・目の痛み
・アゴの痛み
呑気症候群は、以下が原因で発生してしまうことがあります。
・ストレス
1番の原因は、精神的なストレスを背負っている人です。
無意識に空気を飲み込んでしまい、想像以上の体内に空気を入れ込んでしまいます。
・習慣
食事の習慣などで空気を多く飲み込んでしまい、体内に多くの空気を溜めこんでしまう人です。
食事の仕方、つばを飲み込むクセ、口呼吸の多さなどにより、余計に空気を飲み込んでしまうのです。
これらの他に、病気が影響していることもあります。
眼や胃潰瘍、便秘、下痢、過敏性腸症候群、機能性胃腸症、呼吸不全など、これらによって体内の空気が多くなってしまうこともあります。
少しでもおかしいなと思ったら、医療機関で相談するようにしましょう。
【呑気症候群の治療方法】
呑気症候群は、他に病気が無い場合は薬物を中心に改善ができます。
消化管機能改善薬や消泡薬、消化酵素薬、消化管内ガス駆除薬などの、お腹のガスを減らす薬にて、体内にガスを排出させやすくします。
気持ちの問題である場合は、抗うつ薬や抗不安薬などの自律神経系の薬を投薬してもらう場合もあります。
また、気にして空気を飲み込まないように心がけると、呑気症候群の症状が自然の緩和する場合もありますよ。
呑気症候群になってしまう人は想像以上に空気を飲み込んでいるので、気にして飲み込みを無くすだけでも随分違います。
いかがでしたでしょうか。
ゲップやオナラが頻繁に出ると、不安になってしまいますよね。
呑気症候群は、治りやすい症状です。
あまり重くとらえず、改善していくよう心がけてみましょう。
気持ちの持ち方で、意外と簡単に改善することもありますよ。