【椎間板ヘルニアとは】
腰痛で多いのが、椎間板ヘルニアですよね。
誰もが、1度は耳にしたことがあると思います。
椎間板ヘルニアというのは、背骨の椎骨と椎骨の間で軟骨眼変形してしまい飛び出してしまう症状です。
ヘルニアという言葉は、何かが飛び出すという意味があります。
飛び出してしまった椎間板の一部が神経を圧迫してしまうことで、腰や足などの激しい痛みやしびれを発してしまいます。
椎間板ヘルニアが発生してしまう原因は、姿勢や動作などの環境要因と、元々の外資ツヤ骨の形などの遺伝要因、加齢の3つと言われています。
椎間板ヘルニアは、治らないというイメージを持っている人も少なくないようです。
しかし、適切な治療を受けることでしっかりと改善することができますよ。
痛みやしびれを改善すべく、適切な治療を受けるようにしましょう。
【椎間板ヘルニアの治療と予防方法】
椎間板ヘルニアの治療方法は、以下が挙げられます。
・神経ブロック
椎間板ヘルニアの激しい痛みを軽減させるために、局所麻酔やステロイド注射などを行って痛みを軽減させます。
場合によっては、入院が必要となることもあります。
・薬物療法
鎮痛剤や筋弛緩薬を使い、痛みを抑える方法です。
・理学療法
痛みが落ち着いたら、筋肉強化のための体操や器具を使った牽引で、椎間板ヘルニアを緩和へとみちびきます。
・手術療法
保存療法を行っても痛みが改善しない場合は、手術療法を行います。
椎間板ヘルニアを再発や予防するためには、日常生活の送り方を見直しましょう。
腰痛のほとんどは、何気ない姿勢や動作によって発生しています。
それらを改善することで、椎間板ヘルニアが起き難い体質へとみちびくことができるのです。
これらの予防策で、椎間板ヘルニアになりにくい状態へとしましょう。
・ストレッチ
ストレッチを行うことで腰に余計な負担がかかりにくくなり、椎間板ヘルニアになりにくい状態にすることができます。
無理せず出来るストレッチでいいので、毎日続けて行ってみましょう。
・体重の増加に気を付ける
体重の重さは、腰に大きな負担を与えてしまいます。
自分の身長に似合った体重にし、余計な負担をかけないようにしましょう。
自分でできる範囲のエクササイズなどで、ダイエットへとみちびきましょう。
・重たいものを持つ時注意する
重たいものを持つ時は、腰に負担を掛けないように持たなくてはいけません。
腰を落として自分の方に引き寄せるように、物を持ち上げるようにしましょう。
中腰やひねりながらは、とても危険です。
・同じ姿勢を長時間続けない
座りっぱなしなど、長時間同じ姿勢を取ることは、腰に大きな負担をかけてしまいます。
適度に休憩を入れるようにして、腰に負担をかけないようにしましょう。
いかがでしたでしょうか。
よく耳にする椎間板ヘルニアですが、ちょっとした予防方法でなりにくい状態へとみちびくことができますよ。
また、もし椎間板ヘルニアになってしまったら、適切なケアで改善へとみちびきましょう。
手段さえ間違わなければ、椎間板ヘルニアは改善します。