【更年期障害の症状】
更年期障害は、様々な症状が出ます。
症状は個人差が激しいので、更年期障害によって起きていると実感してない場合もあります。
更年期障害は、このような症状が出ます。
・精神神経系
頭痛、めまい、耳鳴り、ゆううつ、物忘れ、集中力や判断力の低下、不眠、不安感など
・血管運動神経系
動悸、息切れ、のぼせ、ほてり、発汗、冷え、疲れやすいなど
・皮膚・分泌系
皮膚の乾燥、粘膜の乾燥、湿疹、発汗、ドライマウス、ドライアイなど
・消化器系
食欲不振、便秘、下痢、吐き気、腹部膨満感など
・運動器官系
片こり、腰痛、関節痛、背筋痛など
・泌尿器・生殖器系
頻尿、残尿感、尿失禁、月経異常、性器下垂感、外陰掻痒症など
このように、更年期障害といっても様々な症状が起きます。
中には、更年期障害によるものなのか?と思う症状まであるほどです。
様々な部分に衰えが出始め、今まで通りの動きができなくなってしまいます。
【更年期障害の改善方法】
更年期障害かなと思ったら、日常生活の改善を行うことが大事となります。
更年期障害は、日常生活の改善だけでも症状緩和へとみちびくことができますよ。
このようなケアで、更年期障害の状態を改善するようにしましょう。
・ストレスの発散
更年期障害は、更年期障害じゃない時と比べるとストレスを抱えこんでしまう傾向があります。
上手くストレスを発散することで、更年期障害の症状をやわらげることができるのです。
趣味を充実させて、外に出かけたり美味しい物を食べたり、お友達を他愛のないお話をして笑うこともとても大事です。
家にこもってばかりいないで、外に出てアクティブに過ごすようにしましょう。
・質の良い睡眠を取る
更年期障害になると、なかなか寝付けなかったり途中で起きてしまったりなど、質の良い睡眠がとれにくくなってしまいます。
質の良い睡眠がとれにくくなってしまった場合は、誘眠剤などを処方してもらって、ぐっすり眠るようにしましょう。
日中、運動やお出かけで体を動かすと、夜ねむりやすくなりますよ。
・運動をする
運動をすることで、呼吸を深くして血液の循環を良くすることができます。
軽い運動からでOKですので、始めてみましょう。
ウォーキングや水泳などの有酸素運動は、更年期障害の改善に効果的です。
・女性ホルモンを高める
更年期障害になってしまうと、女性ホルモンが急激に少なくなってしまいます。
女性ホルモンの量を高めることで、更年期障害の状態を緩和させることができますよ。
大豆製品やキャベツは、女性ホルモンと似たような働きをしてくれますので、積極的に摂取しましょう。
いかがでしたでしょうか。
更年期障害になってしまったら、更年期障害を改善させるケアを積極的に行いましょう。
軽度な更年期障害になり、前向きで楽しい状態になることができますよ。
更年期障害は、症状が重いと起きることができないほどひどくなってしまいます。
そのような状態にならないよう、更年期障害のケアで軽度な状態にとどめましょう。