我孫子市 足底筋膜炎の症状

足底筋膜炎は慢性痛の一種と考えられる? 

 

足底筋膜炎の症状として一番多くみられるのが、朝の起床時の第一歩目や静止している状態から次の動作に移る時に、踵や土踏まず部分が痛くなって、動いているうちに軽減していくことです。

一般的には踵や土踏まずに痛みを感じることが多いですが、足の外側・足の指や指の付け根・甲・アキレス腱など様々な場所に感じることがあります。

また、痛みが発生している状態で歩行などを続けていると、ふくらはぎや太ももなどに広がっていくケースもあって、痛みを感じる部分は人によって様々です。

それから慢性化するにしたがって、立っている時などでも強い痛みが起こるようになりますし、酷くなると足を地面についていなくても四六時中痛みを伴う場合もあります。

 

こうした痛みというものは大きく分類すると急性痛と慢性痛の2つがあって、全く異なる状態なのでその対処法や治療法も異なります。

急性痛とは捻挫や打撲のように組織の損傷を伴う痛みで、自然治癒にかかる日数としては約3週間以内と考えられています。

一方の慢性痛は損傷を伴う痛みではなくて、自律神経が起こす緊張で別の部位から患部が引っ張られることで起こる痛みなので自然治癒が起こりにくいです。

治り方は様々で数ヶ月から数十年かかるような場合もあって、足底筋膜炎はこの慢性痛の一種と考えられます。

 

慢性痛は、先にも述べたように器質的な疾患というよりは自律神経のシステムの不調で、それを招いてしまう原因は、冷え・ストレス・間違った対処法の3つです。

実は発症している方の特徴として、入浴する習慣がない、冷えたものを多く摂取すると言ったものがあります。

人間の体を管理する自律神経は体内の温度差による冷えを非常に嫌うもので、本人の意識とは別に冷えが慢性化すると、体は弱い部分を守ろうとして緊張します。

この緊張が継続してしまうと血行が悪くなって筋肉が酸欠を起こして、踵や土踏まずなどに痛みが発生してしまうことが考えられるのです。

 

また冷えと同様に心理的なストレスも自律神経は嫌うもので、プレッシャーで胃が痛くなる現象は、内臓に起こる代表的なものです。

ただ内臓だけに起こる現象ではなくて筋肉に起こることもあって、それにより血行障害を引き起こし痛みが発生します。

それから痛みが発生した初期に対処法を誤ってしまうことで状態を悪化させてしまうことも少なくないことです。

例えば、必要以上の過剰なアイシング、患部へのマッサージやストレッチ、痛みがある状態での運動などがあります。

これらは、患部への外からの刺激を与えることになって、自律神経が患部を刺激から守るためにより強い緊張を発生させてしまうのです。

その結果、痛みが強まるといった症状の悪化を起こしてしまうので、このような自律神経のシステムの不調を起こしてしまう原因を解消していくことが大事です。

 

いずれにしても踵に痛みを感じるなど何らかの症状がある場合には、安易に自己判断することなく病院で診断を受けることも大切です。

もしかすると別の病気が痛みを引き起こしている可能性もあるのです。

 

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