日常生活を営む上で、絶対にかかせない指。
その指を少しでも怪我してしまうと、すごく不便ですよね。
中でも、指関節捻挫は、すごく厄介です。
捻挫、と聞くと、安易に判断し、放置する方も多いようですが、処置が遅れると大変なコトになる可能性も高いため、注意が必要です。・
今回は、指関節捻挫の正しい対処法や予防法などを紹介します。
【指関節捻挫について】
指関節捻挫になってしまったら、慌てず、次のように対処してください。
・安静にする
捻挫で最も大事なのは、安静にすること。
決して、マッサージをしたり、指を伸ばしたり、する事は避けましょう。
症状が悪化し、重症化する可能性も高いので、まずは、怪我をした部分に触れず、しばらく安静にしてください。
・冷やす
捻挫は、筋肉やその周辺の組織の炎症が起こっている状態です。
そのため、患部を冷やす、のが炎症を鎮めるポイント。
タオルに氷を包んだもの、冷湿布などを用いて、患部を冷やしましょう。
ただし、冷やしすぎは禁物。
1回5分から10分冷やして、5分休む、を繰り返し数回ほど続けます。
しばらくすると痛みが次第に緩和します。
痛みが完全に無くなったら、血行を促進し、組織の修復を図るため、今度は温めるようにしてください。
(内出血や痛みが完全に無くなってから温めるのがポイント)
・固定する
指先は、何かと動かしてしまう部分です。
そのため、ある程度痛みが無くなり、動かせるようになったからといって、すぐに普段どおりに使用するのは禁物。
しばらくは、安静にするのが重要なので、必要に応じ、装具などを使って、強制的に固定するのがおススメ。
また、テーピングや包帯等で軽く圧迫することで、血流がとまり腫れを抑える事ができます。
しかし、やり方次第では、症状が悪化する危険がありますので、接骨院や整形外科等で一度見てもらうといいでしょう。
・上げる
心臓よりも患部を高く持ち上げることで、内出血の量を抑えられます。
また回復の時間がかなり変わってきますので、指関節捻挫で痛みがなかなか改善しない場合は、患部を心臓よりも高く持ち上げてください。
【自然放置は危険、まずは詳しい検査を】
指関節捻挫は、捻挫という言葉があるため、放置する方が多いのが現状。
しかし、症状は軽度から重症までレベルに応じ異なり、場合によっては、手術のリスクもあります。
軽度の場合、数日程度では、回復へと向かいますが、腫れが一週間以上も続く場合は、靭帯損傷の危険性も高いため、速やかに病院を受診してください。
それでも放置する場合は、指が変形したまま曲がったり、腫れや痛みがさらに増幅し、日常生活に多大な支障をきたすなどの影響もあります。
また術後、痛みが緩和しない、指が動きにくい、などのトラブルを抱える事もありますので、早めの対処は不可欠。
さらに、整形外科等ではなく、接骨院でも指関節捻挫に対する施術はおススメです。
病院とは異なるアプローチで症状の緩和を目指すため、早期改善が期待できます。
いずれにせよ、放置せず、1日でも早くただしく処置を受ける事が重要です。
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