60代
右背部痛
来院経緯:
・しゃがんだ姿勢で作業を行った翌日から右の背中から胸部にかけての痛みが発生
・胸部付近の内臓的な痛みを感じた為、内科受診も考えた
しだいに安静にしていたら内臓的な痛みは消えて筋肉痛のような背中の痛みが残ったとのこと
・痛みが出た翌日に来院
症状:
屈んだ姿勢で背部痛、呼吸がややしずらい
叩打痛、圧痛、胸郭を圧迫した際の肋骨自体の痛み無し
背中を触診した時に右側胸郭の歪み・ゴツゴツ感が強い
治療:
骨盤帯、脊椎、肋骨を中心に整体を行う
経過:
施術終了後、肋骨の歪みやゴツゴツ感、左右差が解消
屈曲時の背部痛も消失
(ただし、夜間痛や内臓的な痛みを感じたら医師の診断を勧める)
翌日の経過は順調で胸が開く感じがして呼吸がしやすいとのこと
(患者様がわざわざ報告に来てくれました)
所感:
今回の背部痛の原因としてあくまで予測ですが、
姿勢などにより右側の肋骨の歪み → 肋間筋が硬くなる →
胸郭が上手く広がらない → その状態のまま屈んだ姿勢で作業
→ 部分的な筋への負荷が増加 → 背部痛発生
のようなことが考えられます。
痛めた理由がわからなかったり、ちょっとした動作で痛みが出る場合があります。
それは以前からの積み重なった身体への負担が原因になっていることが多いように感じます。
長引く疲労感や違和感は身体の出しているSOSサインかもしれません。
これから、夏の疲れが出てくる季節になります。
痛み予防の為、お体のメンテナンスはいかがでしょうか。
患者様より喜びの声を頂きました
※ お客様の声はあくまで個人の体験談であり、
得られる結果には個人差があります。